早く起きた朝は

森尾由美似の男が綴る雑感

Wasted Days , Makes Sense

 

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2月3月あたりから、自粛という名の制限により働くことも遊ぶこともままならない状況が人によってある程度続いたりした。

 

音楽を鳴らすこともそれを眺めて感じて楽しむことも、演じることも絵を描くことも映像で物語を体験することも、その他の娯楽とされる多くのことが仕事として保証されず、さまざまな弊害が継続して出ていて問題は解決しないまま。飲食ももちろん。補償というものが圧倒的に足りない。補償がないならそれ相応の対策をしながらいろいろ通常通りに物事を進められないと全部倒れていくだろう。

 

お金も先の予定もやる気もなく、時間だけが有り余る謎のシーズン。

 

 

「そうだ。ステッカーつくろう。」

 

 

 

なんとなくなにか作るというのを最近やっていなかったので、さえない自分を元気づけるために作りました。あいかわらず携帯を駆使してデザイン。元ネタは安易なふたつ。

 


デザインそのものにはそこまで意味はないけど、今回の自分なりのテーマはざっくり言うと周りのペースに置いてけぼりにされないように。

 

 


自粛期間は終わったようで終わっていない感じで、みんなこのムードにも飽き飽きしただろうし、嫌気がさしていると思う。生活には国政もだいぶ影響しているよね。今までよりも誰しもが目に見える形で。補償とかいろいろと。全然バランスが取れていない。

 

 

 

この数ヶ月の間に色々と時間があるからと新しいことを始めたり、自分を磨いたりと新しい生活が始まった人も多くいると思う。そんな中でいろんなことに嫌気がさして心が弱ってしまったり、周りとのモードの違いになんだかな、とさえない気分になったりした人もいるはず。

 


多くのドネーションやいろいろな情報発信は3.11の時もそうだけど、今回も多数あって、本当に応援しているしできる限りすべて良い方向に少しでも進めばいいと思っている。

 


でも、ただおとなしく暮らしているように見える人やなにも発信しない人たちもきっと自分なりに考えて自分なりにいつもの暮らしを守ったり戦ったりしている。自分なりに。

 


優れた人や蓄えのある人だけが前に出て進んでいくのが表には目立つけど、そうでない人たちが置いてけぼりにされないように。そんな社会がいいな。

 


ただ暮らしたり、ただ好きなことをすることがどれだけ素晴らしいか。そしてどれだけ大変か。

 

 

 

無駄なように思える日々。なにもしなかった今日。あの頃のがむしゃらでただただ怠惰だった青春の記憶もそんなに悪くなかったのと同じで、それもきっとただ無意味な時間ではないんじゃないかな。

 


そんな時間も意味を成すことだってあるんだよ。人によっては。タイミングによっては。

 


でたらめな時間も大切に思えるように暮らしたい。

 


GEZANロスカルドラム30時間でのライブ、キーマカリーズとのインタビュー、かつてのカリスマのコラム、その他のことで色々と考えて頭の中に浮かんだ感覚です。

 


"DO THE ACTION"やそれに近い言葉、なにかに立ち向かう時や自分を奮い立たせる時に大事な言葉です。勇気が出るし、負けないぞって思える。

 


でも、なんとなく今の自分が発するには、というかそもそもがポジティブ人間ではないし、素直なことばがいいなと思って、一見相反するようなテーマにしました。それだけを肯定しているわけじゃありません。

 


"なにもうみださない,でもそんなことだけでもないだろう"

 


って。

 

 

 

 


起きて食べて笑い考え働き風呂に入り酒を呑み疲れて寝る。

 

好きな人たちのことを思い微笑み、相容れないことを発信している人たちのことをなんでだろうと疑問を考えてみる。多様性みたいなものも受け入れられるように意識を持ち、でもそれは絶対ダメだなと思うことにはノーと言えるように。

 

暮らす。

 

 

 

ーーー追記ーーー

 

こんな感じのことを下書きに保存していたけど、すっかり出し忘れてました。なので書いていることも少し前のできごとと雑感という感じですね。ただでさえTwitterもブログもインスタ も下書きばかり無限に増えていくのに。

 

ステッカー作ったのも6月の終わりくらいだったかな。できあがったのは都知事選の前くらいだ。

 

世の中のムードもまた目まぐるしく変わり、東京は300人超えの感染者数を数えるほどになったが、街は最大限の注意をしながらもはや止まらない。また前とは異なる感じだ。

 

何回か友人たちと顔を合わせて元気な姿を確認できたりもしたけど、すっかり忘れていたわ。自分でもたまにどういうつもりかよくわからなくなる、ブランドでもバンドでも個人でもない謎のKYO-TEKIステッカー。

 

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