先日から登場したサティスファクションのクージー。ひとつは自分が考えて、残りふたつはまつざわくんがデザインしました。お笑いのボケの解説をするくらい、デザインの解説をするのも野暮な話だとは思うんですけど、自分はそれを音楽で伝えたりはできないしやってないので、言葉で伝えます。
サティスファクションの新しいアルバムの中にzuguroという新曲があって(まだ公開されていないけど)
「慣れ親しんだこの場所も
いまになくなってしまうから
飽きても何度でも通えばいい
それすら叶わぬより」
という一節がある
変わりゆく状況についていけないことがあっても、そんな中であきらめたり悩んでなにもしないよりも、好きな店にも通い詰めたらいいし、好きなだけ会いたい人にも会えばいいし、やりたいことは少々無理をしてでもやりたいだけやって、後悔しない方がいいな。無くなったりいなくなったりさ、気がつけば唐突だななんて思うこともあるよね。
凧揚げのモチーフはこれを作ろうと思った時期が年末年始で、年明けの新春ライブに向けての縁起物、それと空を仰いで見上げるのってなんか気持ちいいし。凧揚げって自分が小さい頃はやったりしたし、見かけた光景けど、今じゃここが都心なこともあるだろうけどまったく見る機会はないしさ。電線が増えて凧揚げができるような環境も段々と無くなってしまったから。
いろいろとやりづらいことも多いけど、そんな時こそ空高く立派に自分の好きなものを掲げていたいという気持ちも。なにより凧揚げって江戸時代では「やることもないから襖に描かれた絵を凧にでもして揚げてみよっか」って流行したらしいので。そんなゆるい気持ちと退屈におびやかされてる生活の中でも、なんとか風を味方につけてピンと張った凧のようにしていたいなと思ったわけです。風情があってかっこいい。
そんな気持ちと発想でテーマを考え、ピタっとハマったのがtheピーズ、エレカシ、derangements、銀杏BOYZと言った彼らが敬愛するバンドたちのデザインからインスパアをいただき、愛と情熱を込めてデザイン加工しました。モロな影響元ですけど。興味ある人は探して見てください。調べたらわかります。
さすがに言われないと作った本人しかわからないかなと思ってあえてここに少しだけ書いています。ね?野暮ですよね。
次のライブからも在庫あるうちは販売します。なんてことないアイテムですけど、そういうひとつひとつに思いとか勝手にこめてなんでも進めていくと楽しいし、振り返った時に思い出せることもあるし。デザインは全然できないけど、発想とものづくりはいつだって楽しいですよね。
あ、クージーは缶ビールを持つのにも手が冷たくならないし、体温で中身があったまらず温度をキープするやつです。主にライブハウスか路上で飲む時には必須アイテムですね。Tシャツと同じで気軽に何個持っていてもいいと思います。手にとってくれると嬉しいです。何卒よろしく。2/7のSEVENTEEN AGAiNワンマンのゲスト出演時も物販に置いてあるはずです。
これが公開される頃にはリリースの告知が済んでるかと思います!(新作のミニアルバムが4/10発売です!)いつまでたっても当日までバタバタで、思ってた通りにいかないことも多いけど、大変なことより圧倒的に楽しいことが多いですね。ワクワクしかないです。もし好みが合う人がいれば僕の友人や知り合いの方、チェックしてみてください。
回り回って今回の一連と関係のない職場で音楽に関わる仕事を今しているのも半分は暮らしのため、半分はいつか自分がなにかささいなことでも好きなバンドへ恩返しできる経験ができたらなという気持ち。それ以外ないです。納得できないことと、自分の周りの人たちと比べて、業界の一部の人とかさ、音楽への考え方や接し方が全然違くて嫌気がさすことしかないけどさ。
好きなことを背伸びせずになるたけやってみようとこの年になってもまだ思えるのは彼らや大好きなバンドや友人たちのおかげだと思うんですよね。だからこそ、正式な音源をと、彼らに迷惑にもなりかねないくらいの世話焼きを去年からしていて、撮りたまってる素材などがたくさんあるので、サクッとただ繋げただけの告知トレーラー動画をサティスファクションの過去にリリースした大好きな曲「日常」をまつざわくんが弾き語りしてくれた音を使って編集しました。
※映像中の新アルバムのタイトルは正しくは「夢現小路」です!すみません!笑
素人感丸出しの動画よりも公開された新曲「ハイライト」のMVを何度でも大音量で再生してください。是非。
まだまだ続報はお届けできるはず。今日もそのミーティングでした。ほとんどバカな話してただけだけど。
お前の立ち位置はなんなんだと思われると思いますけど、メンバーとレーベルをつなぐ橋渡し的であり、背中を押す追い風になれればいいなという所存です。
今日は立春。突然天気もよくてあたたかいし、あたらしいことをはじめるきもち。ぴったり。
2019年サティスファクションの年にするはずなのでウルトラCが決まるのをお待ちください!
だんまり決めておとなしくしてればいいんだろうけど、そういうのあんまり隠せない方なのでごめんなさい。これも昨日までにだいたい書き上げてたので内容もややずれてるところあるけども。サボりぐせがなければまだまだ書きたいことは山ほどあるので更新はつづく。
なによりサティスファクションの曲たちがモヤモヤとやりきれないどこかの人たちへ少しでも届けばもうそれだけでいいので。